多汗症をボトックスで阻止するには:わきが治療、手術や対策、制汗剤

◆多汗症をボトックスで阻止するには

個人差はありますがボトックスの効力は永続的なものではなく、いずれ効力を失しないます。ボトックスの効力は、長くて10カ月程度で短くて６カ月前後です。期間を長引かせるためと一度に過剰投与は出来ません。

ボトックスを定期的に注射するなどの工夫が必要不可欠です。ボトックスの効力が消滅する前に再注射を行う事を、ボトックスの製造会社であるアラガン社は奨めています。

完全にボトックスの効力が消失しない内に注射した方がボトックスの効力が現れるようです。ある人はボトックスで汗腺が萎縮すると言い、６カ月サイクルで数年ボトックスを使い続けていたようです。

皮下に極ぼそ針を使ってボトックスを注ぎ込みます。ボトックスを皮下注射すると１センチ余の範疇で拡散します。そのため、多汗症の範疇内に数十カ所に分けて注ぎ込みます。

受ける側の感覚や施術者の手腕によって、注射の痛さには隔たりが有ます。チクッとする程度だと言った人や耐え忍ぶ事が出来ないくらい痛かったと言った人もいます。

多汗症を止める手だてとしてのボトックス注射はメスを使いませんし背中やおなかからの汗が増加する副作用もなく、効き目のある施術手段です。

デメリットは高額な施術コストでありさらには周期的に注射が必須なうえに保険の適用外とされています。医院により異なりますが、多汗症をボトックスで阻止するやり方は一回の処置で10万〜15万程度かかります。