多汗症、ボトックス:わきが治療、ワキガ治療法、制汗剤

◆ 多汗症

• ボトックスを利用した多汗症治療の危険性とは
  

  ボトックスによる多汗症治療を行った３〜４ヶ月間は精神安定剤や筋肉をゆるめる薬剤などは、何らかのトラブルが生じする原因となるため、使えません。この他、妊娠している時はボトックスの安全性がはっきりしていません。変だなあーと感じたらすぐに施術した医院に連絡し適切な処置を行いましょう。また注射をした所を激しくこすったり、圧迫するような行いはよくないのでしないようにしましょう。……
  
  

• 多汗症をボトックスで阻止するには
  

  個人差はありますがボトックスの効力は永続的なものではなく、いずれ効力を失しないます。ボトックスの効力は、長くて10カ月程度で短くて６カ月前後です。期間を長引かせるためと一度に過剰投与は出来ません。ボトックスを定期的に注射するなどの工夫が必要不可欠です。ボトックスの効力が消滅する前に再注射を行う事を、ボトックスの製造会社であるアラガン社は奨めています。完全にボトックスの効力が消失しない内に注射した方がボトックスの効力が現れるようです。……
  
  

• 多汗症をボトックスで治療する場合
  

  多汗症をパーフェクトに治療する時は、あせがたくさんに出る部分を切開し、汗せんをパーフェクトに除去する「汗腺除去法」が施されます。ボディにメスを入れる事にノーという人もいるでしょうし、またそれほど重度の多汗症でない人は、ボトックス治療が良いでしょう。多汗症でもにおいがそれほどきつくない人、手の平に多汗症が出る人、そしてシーズンによって軽度の時期も有ると言う人はボトックス注入法を施行すると効き目が有ります。……
  
  

• 多汗症の治療にも使用されるボトックスとは
  

  多汗症の治療にボトックスは使われますが、医療用医薬品で、米食品医薬品局にも認可されＵＳＡのアラガン社という製薬メーカが販売しています。多汗症の治療薬として近ごろ使われているボトックスは、元々はやぶ睨み、眼瞼けいれんを治すための医薬品でした。 ボツリヌス菌が作り出す劇毒であるＡ型ボツリヌス菌はボトックスの有効成分として使われています。ボツリヌス菌が劇毒といっても、多汗症の手当てでは使われるのはほんの少しで、血液中に挿入されないので、心配はありません。……